|HASEAGWA GIFT PROJECT|

|長谷川工業 脚立をギフトに!プロジェクト|

ここ最近、ハロウィンデザインオフィス(http://halloween1031.jp)の
アートディレクター・グラフィックデザイナー吉田翔一さんの紹介で、
新サービスの立ち上げやプロモーションのローンチなどの
お手伝いをさせていただいている長谷川工業さん。
https://www.hasegawa-kogyo.co.jp

2016年12月に創業から60年目を迎えた「はしご・脚立のパイオニア」。
アルミを使ったはしご、脚立、踏み台などはもちろん、
その卓越した技術力を活かして、スタイリッシュなデザインの
商品開発にも積極的に取り組んでいます。
 
アパレルショップやレストランのスタッフさん、
カメラマンやアーティストなどのクリエイターさんから
人気のハセガワのおしゃれ脚立、デザインシリーズ。
これらの販売チャネルや購入ニーズを
今後徐々に拡大させていこう、という戦略のもと誕生したのが、
今回お手伝いさせていただいた「脚立をギフトに!プロジェクト」です。
 
なぜ脚立をギフトにするのか、
どういったシーンに最適なのか(贈り物になりやすいのか)を
クライアントの担当者をはじめ、プロジェクトチームで検討しながら、
今後長く使用していけるようなコンセプト(合い言葉)をはじめ、
それに沿った購入シナリオ、キーとなるヴィジュアルを開発し、
タブロイド風のリーフレットにまとめてイベントにて配布しました。
 

 
C:長谷川工業
企画・制作:ハロウィンデザインオフィス/ライトブランディング
CD:吉田 翔一・山本 正典
AD・D:吉田 翔一
C:山本 正典・鈴木 敏之(コピーライターなど)
I:西田 真魚
※敬称略
 
ギフト市場について調べてみると、少子高齢化、核家族化、
地域関係や親戚関係の希薄化といった社会背景によって、
儀礼的な要素の強いフォーマルギフトは縮小しているものの、
贈答をカジュアルな「プレゼント」として捉えて贈るニーズは
拡大しているそうです。
また、これまでは「贈るモノ」よりも「贈る行為」そのものが
重視されてきたけれど、相手を想って選んだもの、
こだわりのあるものをギフトとして選ぶ傾向が強くなっているそうです。
 
今回、そういったギフト市場のニーズも踏まえながら、
上へと昇る(=ステップアップする)「縁起物」として
特別な意味を込めて贈ることができるアイテムであること、
また、はしご・脚立のイメージを覆すような「おしゃれ感」にこだわり、
写真ではなく、ファッション的なイラストレーションによって、
暮らしをスタイリッシュにするプレゼントであることを戦略の軸に、
AD・Dの吉田さんはじめ、コピーライターの鈴木さんとともに、
今回のプロジェクトのお手伝いさせていただきました。

 
とはいえ、このプロジェクトも始まったばかり。
今回は、企業からの宣言的の要素(意味合い)が強かったのですが、
今後は、情報の拡散はもちろん、理解促進、納得・説得、
購入プッシュ、刈り取り、さらにはギフトサービス拡充など、
さまざまなフェーズでのコミュニケーションが必要になってきます。
随時、成功点や問題点を共有させていただきながら、
必要なときに、必要な提案をするパートナーとなれるよう、
特に重要になるであろうデジタルクリエイティブの体制を整えつつ、
次回の提案に備えたいと考えています。